コンパイルとデプロイ
書いたプログラムをブロックチェーンで動く状態に
前回「Lab をはじめる」で作ったファイルに書いたプログラムを、実際にブロックチェーンで動く状態にします。使うボタンは「コンパイル」と「デプロイ」の 2 つだけです。
1. コンパイルする
コンパイル=人間が書いたコードを、コンピュータが実行できる形に変換することです。
- 左のファイル一覧で、変換したいファイルを選びます
- エディタ上部の「コンパイル」ボタンをクリックします

- 画面下のログ欄に進み具合が流れます。
[compile] queued: jobId=...は「順番待ちの列に並びました」という意味です- Lab では全員の依頼を 1 件ずつ順番に処理します。混んでいるときは少し待ちます
- 成功すると完了のメッセージが出ます

2. エラーが出たら
コードに間違いがあると、ログ欄に赤いエラーメッセージが出ます。エラーは怖くありません。どこを直せばいいかをコンピュータが教えてくれるヒントです。

読み方のコツ:
ParserErrorやErrorの後ろに、理由が英語で書かれています- 多くの場合、行番号(例:
5:3=5 行目の 3 文字目あたり)が付いています。まずその行を見ましょう - ありがちな原因: 行末の
;(セミコロン)忘れ、{ }の閉じ忘れ、スペルミス
直したら、もう一度「コンパイル」を押すだけです。何度失敗しても料金はかかりません。
3. デプロイする
デプロイ=変換したプログラムをブロックチェーンに設置して、動かせる状態にすることです。
- コンパイルが成功したら、「デプロイ」ボタンをクリックします

- ログ欄に進み具合が流れ、成功するとプログラムの「住所」(
0xで始まる英数字)が表示されます - 「実行」ボタンが押せるようになれば成功です。次回「コントラクトを動かす」で実際に触ります

:::warning デプロイしたものは消せません デプロイ先は Nobiq の本物のブロックチェーンです。ブロックチェーンに一度載った記録は、あとから消したり書き換えたりできません。名前・メールアドレス・パスワードなどの個人情報や秘密にしたいことは、絶対にコードや入力欄に書かないでください。 :::
4. どこに設置されるの?(しくみの話)
読み飛ばしても操作には支障ありません。興味がある人向けのミニ解説です。
- デプロイ先は Nobiq L3 という Nobiq 専用のブロックチェーンです(チェーン ID: 777001)
- ブロックチェーンにプログラムを設置したり動かしたりするには、本来「ガス代」という手数料がかかります。Lab では、この手数料を Nobiq 運営側の専用アカウントがまとめて支払う仕組みになっています。だからみなさんはウォレットにお金を入れる必要がなく、無料で使えます
- Nobiq L3 は、Arbitrum という技術(Orbit チェーン)で作られた、学習・実験のための独立したチェーンです。ここでの操作が本物の Ethereum やみなさんの資産に影響することはありません
※無料での提供は現時点の方針です。将来、運営状況により変更となる場合があります。